世間一般的なオールドレンズの愉しみ方をしていない・・

オールドレンズを見ると・・無性にバラしたくなる。

単に写真を撮るためだけの道具として「オールドレンズ」を捉えていない。

バラして清掃して、調整して、ヘリコイドのグリスも入れ替えてオーバーホールしてしまう。

そして仕上がったそのレンズを「いじる」・・言い知れぬ「悦」の領域に浸る瞬間・・。

ヘリコイドの動きが滑らかになりピント確認がし易くなる。

光学系のクモリが無くなりクリアになり、撮影の愉しみ感が増す。

絞り羽根の動きが小気味良く、今までとは違う写真を撮りたくなる。

高揚感に駆られ心に余裕が生まれる・・構図が変わる・・。

そんな関わり方も許されるのではないか・・。

バラすことで様々な苦心や工夫、与えられたであろう目的や意地が・・見えてくる。

当時の時代背景に思いを馳せ、そのロマンを少しでも汲み取ることができたら

そんなオールドレンズの愉しみ方も・・あってもいいかも知れない。

そこが新たなスタートライン・・。

オールドレンズにも辿ってきた長き道のりがある。

それぞれの個体にいにしえの時を経た「感触」がある。

これから先もまだ、その生涯を全うしてもらいたい。

そう願いつつ手を入れ、また新たな主人の下へと・・旅立っていく。

そのような心持ちで出品している。

どうかお気に入りの「逸品」にめぐり逢えることを・・。


季節の変わり目:半日の小休止・・。 (2017/09/30)

オールドレンズが蘇るDOHのすすめ・・

解説:無限遠位置確認・光軸確認・絞り羽根開閉幅確認について

説:カビの発生と金属類の腐食/サビについて