考察:重複落札者数にみる反省
ここ数日雨降りの日が続いて体調が芳しくありません・・。
体調を見合いながらオーバーホール/修理の作業を行っています。
長らくお待たせしている方々、申し訳御座いません。今暫くお待ち下さいませ。
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
今頃になって気がつきましたが、当方ヤフオク! ID「jtmnw795」に於けるご落札者様からのご評価数が「1,001件」に到達していました。
本当にありがたいことです・・。
ヤフオク! のシステム上、同一人物ご落札に伴う評価件数はすべて「1件」としてのみカウントするので、実際にご評価頂いた方は「1,296件」になっています。もちろんご落札後にご評価頂かない方もいらっしゃいますから、ご落札者の実数ははさらに大きい件数と言うことになりますね。
そこで、頂いたご評価件数をもとに「重複落札者数」を割り出してみました。
ご評価総件数「1,296件」のうち「295人」の方々が1カウントで計算されているのが
ヤフオク! の評価システムなので、その内訳を調べたワケです。
すると上の一覧表のような結果になりました。
この1カウントで計算されてしまった人数「295人」は重複して複数回ご落札頂いている方々が含まれている「総延べ人数」と言うことになるので、具体的なご落札者様のヤフオク! IDをもとに実数を調べたワケです。
重複落札者の実数は「147人」であったことが判明しました。
するとご評価頂いたご落札者様「1,001人」のうち、実に「854人 (85%)」の方々が1回の
ご落札のみで終わっていることになります。
この数値は当方にとって相当インパクトが大きい数値です・・。
そもそもご評価頂いているご評価内容は「非常に良い:100%」なのですが、これはいわゆる日本のオークションに於けるマナーみたいなモノで単なる慣例みたいな感覚でご選択頂いていることが多いでしょう。
そう考えると、複数回ご落札頂いている方々はほぼ15%に留まっているので、実は85%の方々が何某かのご落札頂いたオールドレンズに対するご不満を抱いていらっしゃると考えても良いかも知れません。
それはヤフオク! にて汎用的に使える評価定型文が既に用意されており多くの方々がその評価文をご選択頂いている事実からも「裏付け」になります。
【用意されている評価文の一例】
「ありがとうございました。とても良い取引ができました。また機会がありましたら、
よろしくお願いいたします。」
そう考えた時、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました・・。
僅か15%の方々にしかご満足を与えていないのです・・。
この客観的数値を以てして、どのような弁明もできません。
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
当方が行っているオーバーホール/修理も含め、オールドレンズに対する整備技術スキルが
如何に低いのかを物語った数値ではないでしょうか?
これを15%の方々にご指示を頂いているととるのか、或いは85%の方々にご不満を抱かせてしまっていると受け取るのかは難しい判断です。
然し、少なくとも85%の方々が一元落札で1回のみのお取引で終わっている「事実」は・・
隠しようがありません。
期待を膨らませてご落札頂いたのに、届いた現物を見て触ってイジってみるとガッカリ・・
と言う数値なのではないかと感じました。
例え1円たりとも当方が出品したオールドレンズに対し興味関心を抱きお支払い頂いた、そのお気持ち、ご期待を裏切ってしまった事実は・・。
これは本当に大きなインパクトがある数値です・・。
別の見方をすると、当方の価格設定が如何に高いのかを表している結果とも受け取れます。
そうは言っても、施したオーバーホール作業の対価に見合う金額を乗せているワケですから、現状の即決価格を下方修正していくワケにはいきません・・。
なかなか考えさせられてしまった数値でした・・。
もちろん、当方が出品しているオールドレンズのモデルに大きな偏りがあるのは間違いありません。
それは当方の資金繰りが非常に厳しい環境の中で調達しているのが原因であり、皆様が本当に欲しいと思っているモデルが少ないのも一因だと考えられます。
然し、それも現実的な「お金」の話なので生活するので精一杯と言う現状からすればどうにも対策がありません。
詰まるところ、今の当方にできることは、更なる技術スキルの向上を目指し1人でも多くの方々にご満足頂く仕上がりでオールドレンズをお届けするしかありませんね・・。
グッと堪え、焦らずに、1本1本に誠心誠意想いを込めて臨むしかありません。
ジメジメと湿気を感じる中で鬱陶しい季切になりますが、この事実を心にシッカリ刻み込み
前を向いて進みたいと思います。
皆様も体調管理には十分お気をつけ頂き、季節の変わり目くれぐれもご自愛下さいませ。