◎ Carl Zeiss (カールツァイス) Planar 50mm/f1.8(M42)

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再び同じシリーズのモデルを完璧なオーバーホール済にて出品しますが、今回の個体は初めて扱った非常に珍しいモデルです・・と言うのも、旧西ドイツのCarl Zeissブラウンシュヴァイク工場から1972年にシンガポール工場に生産が移管されたタイミングで出荷された個体なのですが (後玉の周囲にLens made in Singaporeの刻印がある)、M42マウントではレンズ銘板に「Made by Rollei」の刻印が施されているか、或いは「Rollei-HFT」刻印が附随しているハズなのです。しかしレンズ銘板は「Carl Zeiss」銘になっています。

【モデルバリエーション】

メーカー銘:Carl Zeiss

モデル銘:Planar 1.8/50

マウント:M42

メーカー銘:Made by Rollei

モデル銘:Planar 1.8/50

マウント:M42

メーカー銘:Made by Rollei

モデル銘:Planar 1.8/50

マウント:M42

コーティング刻印:Rollei-HFT

・・こんな感じです。今回オーバーホールしたモデルは上の一番最初の写真になり「Carl Zeiss」銘が刻印されたM42マウントの「Planar 50mm/f1.8」であり当方は今までに (6年間で) 1度しか見かけた記憶がありません。

コーティングの光彩はQBM (クイックバヨネット) マウントのPlanar 50mm/f1.8と同じアンバーなのですが第1群 (前玉) はほとんど無色に近い状態です (裏面のみにコーティング層蒸着)。数年前に一度だけ海外オークション「ebay」で見かけたのですがM42マウントだったために「Made by Rollei」のタイプと混同していて見逃してしまいました (入札しなかった)・・確かとんでもない価格で落札されたと記憶しています。ネット上で調べてみると、どうやらシンガポール工場に移管されてすぐに極少数だけが「Carl Zeiss」銘で生産され出荷されたようですが確かなことは分かりません。実際今回バラしてみても内部の構造化から使われている構成パーツに至るまで「Planar 50mm/f1.8」そのモノなのですがマウントがQBMマウントではないのでM42マウントの構成パーツになっています。しかし、オーバーホールの工程を進めていくと何だかシックリ来ません。

そこで当方の写真データベースをチェックしてみると、この前メンテナンスした「Planar 50mm/f1.8 (QBM)」の写真がありました。

↑それで納得できました・・右側のM42マウントのPlanar (今回のモデル) と比べると、左側のQBMマウントのPlanarは自動/手動スイッチ (A/Mスイッチ) を装備しているので絞り環からマウント面までの厚みが多く、逆に指標値環の厚みが薄いのです。当然ながらこの2つのモデルで内部の構成パーツの一部は異なっています。いずれにしても、あまり見かけない少々珍しい個体であることは間違いなさそうです・・。

光学系は6群7枚のウルトロン型になり元祖Carl Zeiss製「Ultron 50mm/f1.8 (凹ウルトロン)」とは光学系構成が近似しており第1群 (前玉) の凹みがより平坦に変更された設計になっています。

Carl Zeiss「Ultron 50mm/f1.8」

俗に「凹みウルトロン」と呼ばれているCarl Zeiss製「Ultron 50mm/f1.8」の構成図です。同じ6群7枚ですが前玉が凹レンズになっています。

その描写性能は折紙付きで開放からエッジの繊細な非常に鋭いピント面を構成しながらも破綻のない緩やかな階調表現を有する銘玉です。世代が混ざってしまいますがFlickriverにてこのモデルの実写を検索してみましたので興味がある方はご覧下さいませ。

オーバーホールのため解体した後、組み立てていく工程写真を解説を交え掲載していきます。すべて解体したパーツの全景写真です。

↑ここからは解体したパーツを使って実際に組み立てていく工程に入ります。構造化から使われている構成パーツ、或いは光学硝子レンズの格納方法に至るまですべてが「COLOR-ULTRON 50mm/f1.8」と同一なのですが光学系のコーティングだけは異なっています。

↑絞りユニットや光学系前後群を格納する鏡筒 (ヘリコイド:オス側) ですが「COLOR-ULTRON 50mm/f1.8」やQBMマウントの「Planar 50mm/f1.8」ではパープル色のメッキ加工が施された鏡筒だったのに対して今回のモデルは「濃紺」のメッキです。

↑市場で流れている個体には絞り羽根の開閉に不具合が生じている個体が多く流通しています。その根本的な原因が上の写真のパーツです。絞りユニット内部で絞り羽根の開閉を制御している「絞り羽根開閉幅制御環」です。1枚の板金をプレッシングしただけで作られている構成パーツで問題になるのは用意されている「2本のアーム」です。ご覧のように単にプレッシングしただけの簡易な設計であることが絞り連動ピンの押し込み動作に連動して動く構造から大きく影響しており変形し易いのがネックなのです・・長いほうが「絞り羽根開閉アーム」でマウント面にある絞り連動ピンの押し込み動作と連係して絞り羽根をダイレクトに開閉しているアームです。短いほうは絞り環を回して設定した絞り値に見合う角度に絞り羽根の向きを制御している「絞り羽根開閉幅制御アーム」になります。

↑このアームの曲げ部分が直角ではなくなると鏡筒内の絞りユニットで擦れてしまいマウント面にある絞り連動ピンの小さなマイクロ・スプリングのチカラだけでは絞り羽根が動かなくなってしまうのです。今までにオーバーホール/修理のご依頼で整備した標準レンズなどでは過去のメンテナンス時に絞り羽根の開閉を改善させる目的で故意にこのアームが曲げられていた個体が非常に多く存在していました・・どうして「故意に曲げている」と判断できるのかと言うと、絞り環を回すだけではこのアームが変形する理由にならず (絞り環は停止するようになっている)、またマウント面の絞り連動ピンとの連係で使用しているうちに勝手に (自然に) 変形することも無いからです (絞り連動ピンが押し込まれる量が決まっている)。

つまり過去のメンテナンス時にこのアームを故意に斜め状に傾けてしまうことで絞り羽根が強制的に閉じたり開いたりするよう調整している荒療治です。そんな個体の多いこと・・今までに7本整備して6本が変形していました。つまりこのモデルに於ける「絞り羽根の開閉異常」は致命的と言わざるを得ませんし単なる絞り羽根の油染みと言う問題だけでもありません。これから手に入れようと探していらっしゃる方は注意して下さいませ。

↑6枚の絞り羽根を組み付けて絞りユニットを完成させます。

↑こちらは距離環やマウント部を組み付けるための基台です。

↑ヘリコイド (メス側) と基台なのですがネジ山は「マイクロ・ヘリコイド」なので小さなネジの如く大変細かいピッチのネジ山になっています。距離環の回転域 (無限遠位置から最短撮影距離位置までの回転する距離) を考えても、これほどまで細かいネジ山を用意しなければイケナイ理由が全く思い付きません。この当時のCarl Zeiss製オールドレンズに多く採用されているヘリコイドのネジ山なのですが塗布されているヘリコイド・グリースが経年劣化すると容易にトルクが重くなってしまいますし「潤滑油」の類を注入するのは、このモデルでは「禁止行為」になります (すぐにネジ山が咬んでしまいます)。

このヘリコイド (メス側) は貫通型のヘリコイドになっており、どんどんネジ込んでいくと基台を突き抜けて外れてしまいます。

↑ヘリコイド (メス側) を無限遠位置のアタリを付けた場所までネジ込みます。最後までネジ込んでしまうとヘリコイド (メス側) が突き抜けて外れてしまいます。

↑鏡筒 (ヘリコイド:オス側) をやはり無限遠位置のアタリを付けた正しいポジションでネジ込みます。このモデルは全部で13箇所のネジ込み位置があるので、さすがにここをミスると最後に無限遠が出ず (合焦せず) 再びバラしてここまで戻るハメに陥ります。

↑この状態でひっくり返して鏡筒の裏側を撮影しました。制御系の各構成パーツを鏡筒の裏側に組み付けていきます。この部位がこのモデルでの心臓部分になり、この部位の調整如何で正常に仕上がるか否かが分かれます。

  • 直進キー:
    距離環を回す「回転するチカラ」を鏡筒が前後動する「直進するチカラ」に変換する役目のパーツ。
  • 直進キーガイド:
    距離環を回した際に直進キーがスライドしていく場所であると同時に (このモデルでは) 絞り羽根開閉の微調整を担っている。
  • カム:
    絞り羽根開閉幅制御環のなだらかなカーブに従い絞り羽根の開閉幅 (開口部/入射光量) を伝達する役目のパーツ。
  • 絞り羽根開閉幅制御環:
    絞り羽根の開閉幅 (開口部/入射光量) を決定するなだらかなカーブを有する環 (リング/輪っか)
  • 絞り羽根開閉アーム:
    マウント面の絞り連動ピンとの連係動作で絞りユニット内の絞り羽根をダイレクトに開閉する役目のアーム。

・・こんな感じですが、これ以外にオールドレンズ内部に存在するパーツは「絞り連動ピン」の機構部と「直進キー」そのモノくらいなので (両方ともマウント部内部に組み付け) ほとんどの重要な主要構成パーツが、この鏡筒の裏側に一極集中しています。そしてここの調整が拙いと組み上がった時点で「絞り羽根の開閉異常」を来たし絞り羽根が正しく動いてくれませんが各構成パーツの調整は「原理原則」が理解できていないと全く「???」にしかなりません。

上の写真では「絞り羽根開閉幅制御環」に「なだらかなカーブ」が用意されており、そこに「カム」の爪が当たっています。このカーブは絞り羽根が開いたり閉じたりする際の角度を決定しているカーブになり麓部分が「最小絞り値側」で登りつめた場所が「開放側」になります。このカーブの勾配に従ってカムの反対画の爪が鏡筒から飛び出ている短いほうのアーム (絞り羽根開閉幅制御アーム) を動かしていくので結果的に絞り羽根の角度が変わっていきます。ちなみにこのカーブを登りつめた箇所に「コの字型の窪み」が用意されていますが、ここに絞り環に附随している「連係アーム」が刺さります。従って絞り環を回すことで、このカーブが移動して勾配が変化し同時に絞り羽根の角度が決定される仕組みです。

↑こちらの写真は絞り環の下側にセットされる「フィルムカメラへの絞り値伝達用パーツ」なのですが、このモデルで唯一樹脂製 (プラスティック製) のパーツであり、絞り環をムリに回したりすると簡単に割れてしまいます。実際今までにメンテナンスしていても割れている個体が数本ありました (内部で割れた部分が絞り環に引っ掛かり絞り環自体が変形してしまう)。

↑プラスティック製の伝達用パーツを正しい位置にセットしてから絞り環を組み付けます。

↑こちらはマウント部内部の写真ですが既に内部のパーツを取り外して当方による「磨き研磨」を終わらせた状態で撮影しています。

↑このマウント部の中には「絞り連動ピン機構部」と「直進キー」しかパーツは存在しませんが、この2つ共にとても重要な調整箇所であり、ここの調整如何で鏡筒裏側の調整が整っていても「絞り羽根の開閉異常」或いは「距離環のトルクムラ」を生じる原因になりますから気が抜けません。

↑この状態でマウント部をひっくり返して撮影しました。「絞り連動ピン機構部」には「コの字型の爪」が附随しており、この「爪」が鏡筒から飛び出ている長いほうのアーム (絞り羽根開閉アーム) を掴んで絞り連動ピンの動きに伴って直接絞り羽根を開いたり閉じたりしています。

また「直進キー」には固定用ネジがありますが調整用の「マチ (隙間)」が備わっており約3mmもの移動ができるようになっています・・つまり直進キーをダイレクトに位置調整することで距離環のトルクムラを解消させる目的と、さらに絞り羽根の開閉幅 (開口部/入射光量) 調整さえも兼ねている重要な固定ネジです。

逆に言うと、距離環のトルクムラや絞り羽根の開閉異常などは、まず先にこの後玉周囲の「Made in Singapore」の板を取り外して、この直進キー用固定ネジの調整を施せば改善する可能性があり、いちいちバラさなくても良いことになりますが、それはあくまでも内部の「原理原則」が理解できていないとどのように調整すればよいのかが「???」だと思います。

どうしてこの場所で敢えて (直進キー用の固定ネジを使って) 調整するのか、或いはどうして「3mm」ものマチを用意しているのか・・などなど考察しなければ「原理原則」には辿り着きませんがCarl Zeiss製オールドレンズの調整を複雑にしているひとつの原因にもなっています。

↑このモデルでの最大の難関がこのマウント部のセット工程になります。「直進キー」と「絞り連動ピン機構部」さらに絞り環との連係、或いは距離環のヘリコイドの位置・・これら4つの調整を同時に行いながらマウント部を被せる作業になりコツを理解していなければ、まず組み上げられません。それはちょっと前に登場したヘリコイド (メス側) が貫通してしまう設計にしたのが拙いのであり意外な場所で、そのことが影響して調整を非常に難しくしています。普通のオールドレンズではヘリコイド (メス側) が貫通してしまう構造化では造られておらず、且つヘリコイド (メス側) のネジ込み位置が絞り羽根の開閉幅 (開口部/入射光量) に影響を与えたりしません。Carl Zeissと言えども「設計の拙さ」以外の何物でもありませんね・・。

↑マウントの爪をセットしてネジ止めします。

↑距離環を仮止めしてから光学系前後群を組み付けて無限遠位置確認・光軸確認・絞り羽根開閉幅の確認をそれぞれ執り行い、最後にフィルター枠とレンズ銘板をセットすれば完成です。

 

DOHヘッダー

 

ここからはオーバーホールが完了した出品商品の写真になります。

↑当方での取り扱いは今回が初めてですが、まず市場で目にしたことがない「Carl Zeiss」銘だけのM42マウントの『Planar 50mm/f1.8 (M42)』です。ちょうど上の写真が光学系第1群 (前玉) のコーティングが無色透明に近いのが分かり易く写っていますね・・第2群以降からはコーティングは表面にもシッカリ施されています。

↑光学系内の透明度は高い部類ですが一部 (第3群) のコーティング層に経年劣化に拠るコーティング層の薄いクモリが生じておりLED光照射では微かなクモリが視認できます (よ〜く見ないと分からないレベルです)。

↑上の写真 (4枚) は、光学系前群のキズの状態を拡大撮影しています。前玉の外周附近に微細な汚れ (当てキズ?) が1点ありますが、それ以外はカビ除去痕としての極微細な点キズばかりです。なお、光学系内第3群のコーティング層劣化に拠る薄いクモリ部分はLED光を照射照射せずに順光目視するとコーティングムラ状 (或いは拭き残し) に見えますが清掃時の拭き残しではなく (3回清掃しました) コーティング層の経年劣化です (クレーム対象としません)。

↑光学系後群も透明度が高くなったのですが、やはりカビが相応に発生していたのでカビ除去痕が残っています。

↑上の写真 (5枚) は、光学系後群のキズの状態を拡大撮影しています。5枚すべてカビ除去痕としての極微細な点キズや非常に薄く細いヘアラインキズ、或いはコーティングムラに見えるカビ除去痕などを撮っています。

【光学系の状態】(順光目視で様々な角度から確認)
・コーティング劣化/カビ除去痕等極微細な点キズ:
前群内:12点、目立つ点キズ:9点
後群内:19点、目立つ点キズ:16点
コーティング層の経年劣化:前後群あり
カビ除去痕:あり、カビ:なし
ヘアラインキズ:あり
バルサム切れ:無し (貼り合わせレンズ有り)
光学系内LED光照射時の汚れ/クモリ:有り
光学系内LED光照射時の極微細なキズ:あり
・その他:光学系内は微細な塵や埃が侵入しているように見えますが実際は清掃時除去できなかった極微細な点キズなので塵や埃ではありません。
光学系内の透明度は非常に高い個体です
・光学系内はLED光照射でようやく視認可能レベルの極微細なキズや汚れ、クモリなどもあります。
・光学系内第3群コーティング層に経年劣化に拠る非常に薄いクモリがLED光照射で視認できます。また後玉にはカビ除去痕として非常に微細な埃に見えてしまう点キズが複数ありますが写真には影響しません。
・いずれもすべて写真への影響はありませんでした。

↑当初サビも出ていた6枚の絞り羽根はキレイになり確実に駆動しています。

ここからは鏡胴の写真になります。筐体外装は当方による「磨き」をいれたのでとても落ち着いた美しい仕上がりになっています。距離環や絞り環のローレット (滑り止め) 部分も業務用中性洗剤を使ってナイロンブラシでシッカリとブラッシングしたので経年の手垢や汚れなども残っていない大変清潔な状態に仕上がっています。

↑【操作系の状態】(所有マウントアダプタにて確認)
・ヘリコイドグリースは「粘性:中程度+軽め」を塗布しています。距離環や絞り環の操作は大変滑らかになりました。
・距離環を回すトルク感は「普通〜重め」で滑らかに感じトルクは全域に渡り「ほぼ均一」です。
・ピント合わせの際は極軽いチカラで微妙な操作ができるので操作性は非常に高いです。

【外観の状態】(整備前後拘わらず経年相応の中古)
・距離環や絞り環、鏡胴には経年使用に伴う擦れやキズ、剥がれ、凹みなどありますが、経年のワリにオールドレンズとしては「超美品」の当方判定になっています (一部当方で着色箇所がありますが使用しているうちに剥がれてきます)。
・鏡胴やローレットには微細な擦れや凹みが数箇所あります。また鏡筒カバーと距離環との間の隙間に擦りキズがあり着色しています (少し内側に隠れた箇所です)。

↑距離環を回すトルク感は「普通〜重め」に感じ、強いて言うならば「重め」の印象でしょうか・・但し、ピント合わせする際はとても軽いチカラだけで微動するような粘性のヘリコイド・グリースを選んでいるので使用に際して違和感を抱くことはありません。シッカリと距離環を回してピント合わせを厳密に行うと言ったようなニュアンスでしょうか・・。

M42マウントの「Planar 50mm/f1.8 (M42)」如何でしょうか・・この数日間、このシリーズをまとめてオーバーホールしていましたが今回の出品でこのシリーズは終わりになります。何しろ調整が非常に厄介なので滅多に扱いません (調達しません)。お探しの方はこの機会に是非ご検討下さいませ。特に今回の個体は非常に貴重です・・。

↑当レンズによる最短撮影距離45cm附近での開放実写です。ピントはミニカーの手前側ヘッドライトの本当に「球部分」にしかピントが合っていません (このミニカーはラジコンカーなのでベッドライトが点灯します)。

↑画角はそのままで絞り環を回して絞り値を「f2.8」にセットして撮影しています。

↑F値は「f4」になりました。

↑F値「f5.6」です。

↑F値「f8」になりました。

↑F値「f11」で撮っています。

↑最小絞り値「f16」の撮影です。