〓 Tokyo Kogaku (東京光学) RE, Auto-Topcor 35mm/f2.8 (silver)《後期型》(RE/exaakta)

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※解説とオーバーホール工程で掲載の写真はヤフオク! 出品商品とは異なる場合があります。

オーバーホール/修理ご依頼分ですが、当方の記録用として掲載しており
ヤフオク! 出品商品ではありません (当方の判断で無料掲載しています)。
(オーバーホール/修理ご依頼分の当ブログ掲載は有料です)


今回扱った作業はオーバーホール/修理ご依頼分になりますが、大変長い期間に渡りお待たせ し続けてしまい本当に申し訳御座いませんでした。

本来オーバーホール/修理ご依頼の作業内容はこのブログページでほとんど解説しないのですが説明に窮する場合はこのように写真掲載して解説しています。

今回お預かりした個体はおそらく10年以上前に一度整備していると思いますが、どの程度 前なのかは今回の作業でヘリコイド (オスメス) を解体していないので不明です。

《今回の修理ご依頼内容》
絞り羽根が一部飛び出てきている
絞り環の絞り値がズレている

・・こんな内容です。

届いたオールドレンズをチェックすると確かに絞り羽根が一枚飛び出ており絞り環を回しても全く戻らず完全開放しません。また絞り環の絞り値もズレているような印象を受けます。

早々にバラし始めていくとこれら不具合/症状の根本的な原因が過去メンテナンス時の内容に 問題があったことが判明したので、このブログページで解説する事に決めました。

とは言ってもご依頼者様は単にこの個体の所有者であるだけなので、その過去の整備について責任がないどころか、おそらくはむしろ被害者になるのではないかとも言えます。

このように「整備したが為に不具合に至る因果関係を作っているのはその過去の整備者だ!」と言うことを改めてこのブログページで告知し、ご覧頂いている皆様にも周知したいと考え 敢えて掲載しています。

いったい何の為に整備しているのか?!』・・そのような話なのです!(怒)

↑今回のご依頼はオールドレンズ内部の一部箇所の修理なのでオーバーホールではありません から、いつものように完全解体した全景写真からスタートしていません。

上の写真はマウント部を取り外し、且つ鏡筒も抜き取った直後に撮影しています。

するとマウント部を締め付け固定するネジ穴が4箇所が備わっていますが (赤色矢印) ネジ穴の中にはこれでもかと言わんばかりに相当な量の「固着剤」が充填されており、当初ブラスの ドライバーで回すにも相当なチカラが必要でした。

さらに問題だったのは「マウント部がアルミ合金材なのに締付ネジを最大限に硬締めしてしまった」結果、アルミ合金材に本当に僅かな撓りが発生し直下で挟み込んでいる「絞り環とクリック機構に必要以上の抵抗/負荷/摩擦が発生していた」事が判明しました。

どうしてそのように断言できるのかと言えば、もちろんバラす前に絞り環操作した際ガチガチした印象であり、さらに絞り羽根の開閉動作が滑らかではありません。

そして根本的に断言できるのは「マウント部の締付ネジは皿頭ネジ」という点です。この過去の整備者は「皿頭ネジと鍋頭/丸頭ネジの違いすら理解していない!」どうしようもない整備者だったと明言します!(怒)

オールドレンズをオーバーホール/修理で完全解体していると本当にこのネジ種の違いを全く 理解できていない整備者の多さに本当に閉口してしまいます。

もっと言うなら今回の個体もそうですが、イモネジの目的すら理解しておらずそれでよくも 整備者を続けられるとオドロキさえ抱きます(笑)

今回のモデルを組み上げているくらいなのでシロウト整備ではなくプロの手による作業と容易に考えられますが、このような「徹底的な固着剤の使い方」や「ネジ種に対する無知」或いは「自らやっている事が理解できていない」そのような整備者があまりにも多すぎます!(怒)

上の写真でグリーンの矢印で指し示した箇所はさらにプラスして「固着剤」を塗ってマウント部まで固定しています。

このような「固着剤」の使い方は製産時点では施されていません! そのように断言できる 理由は購入してから一度も整備に出していないワンオーナー品の個体を整備した経験がある から断言できるのです (もちろん東京光学製のモデルでの話)。

そもそもマウント部の固定に「皿頭ネジ」を使うなら「固着剤」で塗り固める必要がありません。それを理解していない「正に証拠そのモノ」と断言できます。

おかげで今回の当方の作業ではこれら塗られている「固着剤」の剥がし作業が発生してしまい何と面倒くさいことか・・ロクなことをしません!(怒)

↑こちらの写真は取り外した「絞り環」ですが、そこから飛び出ている「連係アーム」を説明しています (赤色矢印)。

↑さらにその「連係アーム」を拡大撮影しましたが、製産時点に加工していない切削が過去メンテナンス時に施されていました (赤色矢印)。

連係アーム」は先端部がご覧のような爪のカタチをしており、鏡筒の裏側に飛び出ている「制御アーム」をガシッと常時掴んだまま離さないので絞り環を回すことで絞り羽根が常に 開閉動作する仕組みです。

すると開放位置「このモデルではf2.8」の時にこの爪部分がさらにくい込むよう切削して工夫しているのが分かります。

つまり過去メンテナンス時に絞り値がズレる因果関係が施されてしまったと言えます

一方グリーンの矢印で指し示した箇所には製産時点の工程で「叩き込み」により「出っ張り 部分を用意した工程」がある事が判ります。単にこのアームの金属材を叩き込んでしまうと その箇所だけ厚みが薄くなり強度面で懸念が表れますから「ちゃんと叩き込む前提でこの箇所にだけポツッと厚みが備わりそこを相当なチカラで叩き込む」処置が施されています。

するとこの叩き込まれて飛び出た部分がカチンと突き当て停止する役目になり絞り環の駆動域を決めている原理です (そのように考え設計されている)。

まずはこの時点で既に「絞り値がズレている因果関係が判明」したので、残念ながら一度切削されてしまった金属材を元に戻すことはできないので改善できません。

・・申し訳御座いません。

↑こらは抜き取った鏡筒をさらにバラして光学系はもちろん絞りユニットまで取り外して完璧に鏡筒部分だけにした写真です。ところが過去メンテナンス時の整備者はここまで解体して いません (そんな事まで分かってしまう)(笑)

↑上の写真はこの鏡筒最深部にセットされるべき「絞りユニット」を構成パーツを積み重ねて組み上がった状態をイメージして写真撮影しています (単に皆様が分かるよう重ねて写しただけの話)。

↑一つ前の写真で積み重ねたパーツを今度は横一列に並べて撮りました。一つ前の写真は上の写真「メクラ」と呼ぶ蓋ようなカタチの環/リング/輪っかが一番上に重なって撮られていた ワケです。

すると一番下には「位置決め環」という環/リング/輪っかがあり、そこに絞り羽根が刺さって「さらにその上から開閉環が被さる」ので絞り羽根が上下にサンドイッチされます。

そしてさらにその上に「メクラ」が被さるのでまるで蓋のようなイメージになります。

実はグリーンの矢印で指し示した箇所は「イモネジ」が入る場所なので「メクラと位置決め環はそれぞれ完全に固定される (つまり稼動部ではない)」が明白です。

イモネジとは左写真のように「ネジ頭が存在せずネジ部にいきなり マイスの切り込みが入っているネジ種」であり、このネジ種を使う 目的と用途が必ず在ります。

すると過去メンテナンス時の整備者はこのイモネジの事も全く理解できていなかったので、前述のような絞り環側の切削でごまかして絞り羽根の開閉動作を矯正しようと試みた事がバレバレなのです(笑)

逆に言うなら「どうしてこのモデルの設計者は位置決め環をワザワザイモネジ固定で設計したのか?」すら一切考えずに整備していた事まで判明してしまいます(笑)

・・何と恥ずかしい整備者なのか?!

もっと言うなら絞り羽根が刺さるべき場所を決めている「位置決め環」は鏡筒の最深部に穴 なり溝を用意すればそれだけで済むのに「どうして敢えてパーツとして用意したのか???」さらには「どうしてそれを締付ネジではなくイモネジで固定させるのか???」と言う、この2点について全く考えていません!(笑)

・・マジッでこういうレベルの整備者が本当に多いのです!(笑)

このような事柄が「観察と考察」なのであって、こういう問題を一つ一つ丁寧に考察する事で「設計者の意図が見えてくる」次第です。

今回のこのモデルで話すなら「絞り羽根の開閉動作とその挙動の微調整はこの位置決め環で やってね!」と設計者が訴えているのに、過去メンテナンス時の整備者はそれを無視してしまったのです(笑)

その結果どんな事件が発生したのかと言えば、今回の個体のそもそものトラブル「絞り羽根が飛び出ている」であり、要は残念ながら6枚ある絞り羽根のうち「2枚の絞り羽根に製産時点で打ち込まれていたキーが脱落してしまった」為に、そのうちの1枚が飛び出てしまい一切 制御できない状態に陥ったのです。

つまり絞り羽根にプレッシングされていた微細な金属棒のキーが2本ポロッと外れて転がっていたのです(涙)

製産時点でプレッシングされた穴はキー脱落時に既に広がっている為「単純にエポキシ系接着剤で接着してもすぐに外れてしまう (再び脱落する)」ので工夫しない限り固定できません。

↑上の写真は鏡筒をひっくり返して後玉側方向が写真の上になるよう向きを変えて撮っています。

すると赤色矢印で指し示した箇所に「位置決め環固定用イモネジの穴」があり、さらに鏡筒の中腹には今度は「メクラ締め付け用のイモネジの穴」が用意されています (グリーンの矢印)。

過去メンテナンス時の整備者はこの2箇所のイモネジの使い方もミスってしまいました(泣)

↑当方自身が今回の作業でそれ (過去メンテナンス時の整備者のミス) を確認したかったので、一旦「位置決め環」を取り外していましたが、上の写真のように「本来の製産時点の位置で 位置決め環をイモネジ固定した」次第です。

この「位置決め環」をチェックしたところ「イモネジで締め付けられた痕跡が1点しか残っていなかったので過去メンテナンス時に締め付けられていない」つまりは一度もこの位置決め環は外されていない、或いは位置を微調整していないのが判明した次第です。

要は製産時点のままだったワケです・・(笑)

もちろん今回も当方のイモネジ固定で同じ位置で締め付け固定したのでまさに製産時点の状態です。

従って前述の絞り環の内側に飛び出ていた「連係アームを切削してごまかした」ことがこれで確実になりました!(笑)

当然ながら当方はその過去メンテナンス時の状況を一切目撃していませんから(笑)、このように「状況証拠」を積み上げていくしか手がありません(泣)

詰まるところ「過去メンテナンス時の整備者はこのモデルの設計者の意図を無視して切削で ごまかした」為に、その結果絞り環が必要以上に動くので「想定外のチカラが常に絞り羽根に及んでいた」がこれで明白になってしまいました。

だからこそ・・キーが脱落した!・・のです(涙)

もちろんもしかしたら過去の一時期に絞り羽根に油じみが生じ粘性を帯びていた期間が相応にあったのかも知れませんが、いずれにしても「想定外のチカラが及ばなければキーは脱落しなかった」とも考えられるワケで・・『過去メンテナンス時の整備者のミスがこのトラブルの 因果関係』と言えます。

↑上の写真は冒頭のマウント部を取り外した直後の写真の状態にさらに「指標値環」をセットしたところを撮っています。「指標値環」と言うのは基準「」マーカーが刻印されている環/リング/輪っかですね。

↑さらにその一部を拡大撮影しました。過去メンテナンス時の整備者の手によりマーキング (赤色矢印) されているのが分かります。

しかし実際はこのモデルの設計はマーキングなどせずとも必ずピタリと位置が決まる造りなのに、それを過去メンテナンス時の整備者は気づいていません (位置がズレないよう目安としてマーキングしている)(笑)

つまりここでも過去メンテナンス時の整備者「観察と考察」ができていません(笑)

↑同じく「指標値環」を写していますが今度は角度を変えて「絞り値キー」の部分を撮って
います (赤色矢印)。

↑同様「絞り値キー」の部分を拡大撮影しました (赤色矢印)。

この「絞り値キー」には縦方向に溝が刻まれており、そこにベアリングがカチカチとハマる ことでクリック感を実現する仕組みです。

すると解説のとおり「マチ」があり (グリーンの矢印) 固定ネジの穴に「約1㍉弱のマチ/
楕円の空き」が用意されていて「固定位置を微調整できる」設計なのが分かります。

つまりこのモデルは「位置決め環の固定位置微調整機能」且つ「絞り値キーの微調整機能」 まで備えた「絞り羽根開閉動作の微調整機能として設計されていた」事が明白です。

それを過去メンテナンス時の整備者は全く活用せずに安直に絞り環から飛び出ている「連係 アーム」を切削することでごまかしていた話になります。

実はこのように本来装備している微調整機能を活用せずに切削したり削ったり曲げたりなど様々なごまかしを施して組み上げている整備者がオールドレンズを完全解体していると本当に多い事を知ります(笑)

どうしてちゃんと用意されている微調整機能を使わないのでしょうか???

理由は簡単で「微調整箇所は既に調整されているので触りたくない」或いは製産時点から微調整された箇所なので動かさないほうが良いと考えているワケです(笑)

この逃げ口上というか、下手するとマジッでそう信じ切っているプロの整備者が居たりするから全く以て開いた口が塞がりませんが(笑)、その「微調整微調整」と言い切っている箇所は「あくまでも製産時点での微調整位置」であって経年劣化で各部からのチカラ伝達が適切ではなくなった「数十年後に適応した微調整位置ではない」事を蔑ろにしている事になります。

この点を多くの整備者が考えようとしていません!(笑)

従って当方でのオーバーホールは必ず『完全解体が前提』であり、且つ『DOH』により可能 な限り各構成パーツ総ての経年劣化を排除して再び微調整を施すことで『本来あるべき姿が 適う』とのポリシーで仕上げています。

↑いよいよ終盤に向かいつつあります。キーが脱落した絞り羽根2枚を6時間掛かりで修復し組み込んで絞りユニットを鏡筒最深部にセットしたところです。ここまで到達できるかどうか非常に不安でしたが何とか進みました・・(涙)

C型留具」でメクラが固定される事でその直ぐ下にセットされている「開閉環」が動いても絞り羽根が外れずにちゃんと設定絞り値まで閉じる原理ですね(笑)

↑今度は前玉側の方向を写真の上部に向けて鏡筒を立てて撮影しました。すると鏡筒下部に「制御アーム」という板状パーツが飛び出ていて、これを前述の絞り環から飛び出ている 「連係アームの爪がガシッと掴む」から絞り羽根が開閉する仕組みです。

肝心なのは「メクラを締め付け固定する目的で用意されているイモネジが在る」点です。

普通一般的には何かを固定する為に「C型環」を使いますが、それにプラスして「さらにイモネジまで存在する」と実は「C型環の役目が変わる」点について過去メンテナンス時の整備者は全く理解していません(笑)

総てのトラブルのスタートは実はこの「C型環の存在とイモネジの役目を無視した」ことから始まっています。

これを「過去メンテナンス時の整備者のせいでこんな事に至った」と言わずして何と説明すれば良いでしょうか???(笑)

全く以てありがた迷惑な話で「所有者/ご依頼者様は被害者」としか言いようがありません(涙)

DOHヘッダー

ここからは修理が完了したオールドレンズの写真になります。

↑完璧な修復が終わりましたが、残念ながら脱落したキーは単に接着しているだけなので、絞り環操作を乱暴に回すと再び脱落してしまいます。次に脱落したらおそらくもう修復は適いませんのでご留意下さいませ。

↑ご指示に従い光学系内も清掃しています。光学系内の透明度が非常に高い状態を維持した個体でLED光照射でもコーティング層経年劣化に伴う極薄いクモリが皆無です。唯一指摘するなら前玉外周にカビ除去痕に附随する非常に薄いクモリが残っていますが、おそらく発見できないと思います(笑)

↑光学系後群側も極薄いクモリが皆無です。この後群側の格納位置がほんの微かに適切ではなかったので、僅かですが当初よりもピント面の鋭さが増した印象です。

↑ご覧のとおり絞り羽根が再び開閉するように戻りましたが、残念ながら脱落したキーのうちの1本は既に穴が広がりすぎておりムリヤリ接着した為に垂直を維持できず絞り羽根が閉じていく際は「歪なカタチに閉じる」次第です。

ちゃんと絞り羽根6枚分で「6角形」なのですが、まるで台形のように閉じていきます (f8くらいまではほぼ正六角形に近い)。

↑ご指示によりヘリコイド (オスメス) や距離環などはバラしていないので当然ながら鏡胴の「磨き研磨」など施していません。当初のままです。

↑大変長い期間に渡りお待たせし続けてしまい本当に申し訳御座いませんでした・・お詫び申し上げます。

せめてものお詫びの気持ちとして「exakta用の後キャップ」を付けていますのでご使用下さいませ。

然しながら、前述の「絞り羽根が歪なカタチで閉じる」問題と「絞り環の絞り値f2.8がズレている」問題も切削されている関係で改善不可能なのでそのままです。

・・申し訳御座いません。

もしもご納得頂けない場合はご請求額よりご納得頂ける分の金額を減額下さいませ。最大値MAXは「無償扱い」までとし大変申し訳御座いませんが当方による弁償など対応できません。

↑判定チャートも一部作業をしていない関係 (つまりオーバーホールしていない) で対象となる箇所は色が付いていません。

↑当レンズによる最短撮影距離28cm附近での開放実写です。ピントはミニカーの手前側ヘッドライトの本当に「球部分」にしかピントが合っていません (このミニカーはラジコンカーなのでヘッドライトが点灯します)。カメラボディ側オート・ホワイト・バランス設定はOFFです。

各絞り値での「被写界深度の変化」をご確認頂く為に、ワザと故意にピントはミニカーの手前側ヘッドライトの本当に電球部分に合わせています。決して「前ピン」で撮っているワケではありませんし、光学系光学硝子レンズの格納位置や向きを間違えたりしている結果の描写でもありません (そんな事は組み立て工程の中で当然ながら判明します/簡易検査具で確認もして います)。またフード未装着なので場合によってはフレア気味だったりします。

↑絞り環を回して設定絞り値「f4」で撮影しています。

↑さらに回してf値「f5.6」で撮りました。

↑f値は「f8」に上がっています。

↑f値「f11」になりました。

↑f値「f16」です。

↑最小絞り値「f22」での撮影です。大変長い期間に渡りお待たせし続けてしまい本当に申し訳御座いませんでした。今回の修理ご依頼誠にありがとう御座いました。