〓 Carl Zeiss (カールツァイス) CONTAREX Planar 50mm/f2 silver《前期型》(CRX)

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※解説とオーバーホール工程で使っている写真は現在ヤフオク! 出品中商品の写真ではありません

今回完璧なオーバーホールが終わって出品するモデルは、旧西ドイツは
Carl Zeiss製標準レンズ・・・・、
 『CONTAREX Planar 50mm/f2 silver《前期型》(CRX)』です。


どうしても当方にとって琴線に触れてしまう描写性能を有する旧西ドイツはCarl Zeiss製の 標準レンズで、1959年に旧西ドイツのZeiss Ikonから発売された一眼レフ (フィルム) カメラ「CONTAREX (コンタレックス)」用のセットレンズとしての登場でした。

後に「CONTAREX I型」と呼ぶようになり、巷での俗称「Bullseye (ブルズアイ)」の愛称と共に今もなお憧れの的であり続ける、僅か
約32,000台しか製産されなかったカメラです。

↑今回出品の個体を完全解体した時のパーツ全景写真です。オーバーホール工程やこのモデルの当時の背景など詳しい解説は「CONTAREX Planar 50mm/f2 silver《前期型》(CRX)」のページをご参照下さいませ。

今回の個体はシルバ〜鏡胴モデルなので『前期型』にあたりますが、上の写真をご覧頂くと 分かるとおり「鏡筒がアルミ材削り出しではなく真鍮 (黄鋼) 」なので、相当初期の時点で 生産された個体と推測できます。実はそれは製造番号をチェックすれば一目瞭然なのですが、ただこの製造番号のすぐ後のシリアル値なのに「アルミ材削り出しの鏡筒」に変わっていた 個体を以前オーバーホール済なので、なかなかその境界が今となっては分かりませんね(笑)

従って製品重量自体がそもそも後のアルミ材削り出し鏡筒モデルとは異なります (当然こちらのほうが重たい)。一応念の為に光学系も調べましたが、各硝子レンズの実測値は同一でした。

ここまで掲載したオーバーホール工程の写真は「全て過去扱い品/個体からの転載」です。オーバーホール済でヤフオク! 出品する際の個体写真とは一部に一致しない場合があります。

DOHヘッダー

ここからはオーバーホールが完了した出品商品の写真になります。

↑完璧なオーバーホールが終わりました。今回の個体も光学系内の透明度が高く、同時に距離環を回すトルク感も軽めの印象に仕上げてありますが、神経質な人が居るので出品ページの 記載では「重め」と表記して逃げています(笑)

↑光学系内の透明度が非常に高い状態を維持した個体です。LED光照射でもコーティング層経年劣化に伴う極薄いクモリすら皆無です。

しかし実は当初届いた時点では第2群の貼り合わせレンズ外周部分に相当な幅で視認できる クモリが生じており、そこを指摘してキャンセルするか考えましたが、そもそもこの個体出品時の記載が上手くごまかして逃げられる表現にしてあったので(笑)、仕方なく泣き寝入り状態 です!(泣)

渋々バラし始めて光学系の清掃をスタートしたら運良くキレイになったのでラッキ〜でした!
この出品者の評価欄をチェックすると、確かにいろいろクレームになっているパターンがあるようで「悪い/非常に悪い」の評価数が少々付いています。今までも要注意人物として捉えていましたが、イザッ自分が落札モードに入ってしまうとなかなか難しいですね(泣)

そこで改めて自らが出品者の立場になる現実に思い至り、必然的にご落札頂く方々に同じような想いをさせたくないと真摯に反省した次第です・・(涙)

従って当方の出品ページではこれでもかと言わんばかりに事細かくオーバーホール後の状況を綴りまくっていますが(笑)、正直アレをちゃんと読んでいる人がいったいどのくらいいらっしゃるのか、甚だ疑問なところですョね?(笑)

まぁ〜取り敢えず当方出品商品はご落札者様の手元に届いてから、イジッてみて気に入らなければ「有る事無い事」あ〜だこ〜だクレーム付けて騒ぎ立てれば、気の弱い当方なら「即刻 全額返金/返品キャンセル」できてしまいますからモノは考えようッてなワケです(笑)

以前、ご落札者様ご所有マウントアダプタで商品を壊してしまった方の出品商品までちゃんと返金しましたから、ご落札者様はどなた様でも1円たりとも損しないで済みます(笑) 年間で数回このようなハメに陥り当方にとっては大損害ですが(泣)、然しながらちゃんとブラック リストには登録するので2回目は何とか防げています(怖)

↑上の写真 (3枚) は、光学系前群のキズの状態を拡大撮影しています。すべて極微細な点キズを撮っていますが微細すぎて全部写りませんでした。

↑光学系後群側もバッチリLED光照射でも極薄いクモリが皆無ですが、微細な点キズは少し多めの印象です (但し写真には影響しないレベル)。

↑上の写真 (3枚) は、光学系後群のキズの状態を拡大撮影しています。すべて極微細な点キズを撮っていますが微細すぎて全部写りませんでした。

【光学系の状態】(LED光照射で様々な角度から確認)
・コーティング劣化/カビ除去痕等極微細な点キズ
(経年のCO2溶解に拠るコーティング層点状腐食)
前群内:13点、目立つ点キズ:9点
後群内:20点以上、目立つ点キズ:20点以上
・コーティング層の経年劣化:前後群あり
・カビ除去痕:あり、カビ:なし
・ヘアラインキズ:あり(前後群内僅か)
(極微細で薄い6ミリ長が数本あります)
・バルサム切れ:なし (貼り合わせレンズあり)
・深く目立つ当てキズ/擦りキズ:なし
・光源透過の汚れ/クモリ (カビ除去痕除く):なし
・その他:光学系内は微細な塵や埃が侵入しているように見えますが清掃しても除去できないCO2の溶解に拠る極微細な点キズやカビ除去痕、或いはコーティング層の経年劣化です。
・光学系内は透明度が非常に高いレベルです。
(LED光照射でも極薄いクモリすら皆無です)
・いずれも全て実写確認で写真への影響ありません。

↑9枚の絞り羽根もキレイになり確実に駆動しています。絞り羽根が閉じる際は「完璧に正九角形を維持」したまま閉じていきます。

ここからは鏡胴の写真になりますが、経年の使用感が僅かに感じられるものの当方にて筐体外装の「磨きいれ」を施したので大変落ち着いた美しい仕上がりになっています。「エイジング処理済」なのですぐに酸化/腐食/錆びが生じたりしません。

当方ではヤフオク! で流行っている「抗菌剤/除菌剤による清掃」などは絶対に実施しません。これをやると薬剤に含まれている成分の一部が金属の表層面に対して酸化/腐食/錆びを促す結果に至るので、早ければ1年、遅くとも数年でポツポツと錆が表れ始めます。

詳細は厚労省の「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」が詳しく解説しています。

↑【操作系の状態】(所有マウントアダプタにて確認)
・ヘリコイドグリースは「粘性:中程度+軽め」を使い分けて塗布し距離環や絞り環の操作性は非常にシットリした滑らかな操作感でトルクは「普通」人により「重め」に感じ「全域に渡り完璧に均一」です。
距離環を回すとヘリコイドのネジ山が擦れる感触が伝わる箇所があります
・ピント合わせの際は極軽いチカラで微妙な操作ができるので操作性は非常に高いです。
・鏡胴に絞り環を装備していない為絞り羽根開閉環だけがマウント部に存在します。
・マウントアダプタへの装着時は絞り羽根の制御用として備わる開閉環の凹切り欠き部分とマウントアダプタ側アームが咬みあう際に大きな音が聞こえますが板バネ構造なので確実に噛み合います。
将来的に故障原因になる事がありません。また構造概念上大きな音は必ず聞こえます。

【外観の状態】(整備前後関わらず経年相応の中古)
・距離環や絞り環、鏡胴には経年使用に伴う擦れやキズ、剥がれ、凹みなどありますが、経年のワリにオールドレンズとしては「超美品」の当方判定になっています (一部当方で着色箇所がありますが使用しているうちに剥がれてきます)。
当方出品は附属品に対価を設定しておらず出品価格に計上していません(附属品を除外しても値引等対応できません)。

↑距離環を回すトルク感は一応念の為に神経質な人が居るので「重め」として出品ページでは記載していますが、当方の認識では「軽め」な印象です。

《ヘリコイドのトルク感の認識》
(1) ヘリコイドのネジ山が擦れる感触
当方は基本的に「ネジ山が擦れる感触を以てグリースの適合をチェックしている」考え方で 整備しているので、例えば「ツツーっと舐めるような/滑るような擦れる感触が無いトルクで そもそも仕上げていない」とも言い替えられます。

そのような感触で仕上げるなら「潤滑油」を使う必要がありますが、当方の根本的前提として「光学系の特にコーティング層に影響を与える素因を極力排除する」点があるので潤滑油は 使いません。これは経年で揮発した成分がコーティング層に附着する事でコーティング層の 経年劣化を促し、さらにカビ菌の胞子を留める因果関係にもなり得るので「揮発油成分の
オールドレンズ内循環
」を可能な限り低量に控えたいと言う考えがあります。

従って「潤滑油」を使わずに、然しトルク感を長期間維持させようとすると「ネジ山との相性/状況確認が必須」になる為、必然的に「擦れる感触がある仕上げ方」にしています。これに 最もこだわって「使うグリースまで開発してしまう」のが光学メーカーであり、個人の立場である当方には自ずとできる事に限界があります。

その意味で確かにライカのマニュアルフォーカスモデルに近いトルク感の印象と言われれば そうかも知れませんが、如何せん当方は新品のライカレンズをバラしてチェックした事が無いので不明なままです(笑) 以前現実としてそのように評価頂いた方が数名いらっしゃいましたが、正直なところ「擦れ感がもっと大きい」のが当方のトルク感仕上がり状態です (つまり ライカと同じレベルでは決してない)。

(2) ピント合わせ時のトルクを軽くする
例えば距離環を回す時のトルクが「重め」だとしてもピント合わせする時にピント面の前後でその微調整は「軽く合わせられる」のが当方にとっての『ゴールライン』です。

従って距離環を回す駆動域内でのトルク感は「重め」だとしてもピント合わせ時は「軽いと 感じる」事が重要だと考えていますから、両方とも同じトルク感にはなり得ません (何故なら各動作時に掛けているチカラの量が違うから)。

オールドレンズの整備とは「掛けたチカラの伝達を可能な限り各部位にそのまま伝える」事が使命と受け取っています。

現実的に比較すると、例えば「白色系グリース」の場合での擦れ感には「無機質な感覚」しかなく、一方「黄褐色系グリース」では「ヌメヌメ感を伴う感覚」とでも言いましょうか、微調整時の「ヌルヌル/シットリした感触の印象が残る」仕上げ方なので、同じ「擦れ感」と一言のコトバで表現するにも少々難しいといったところです。

↑今回もいつも同様オーバーホール済でのヤフオク! に際し附属品を新品調達してセットしています。前後キャップまで含めての話になりますが、これら附属品だけで1万円越えています(笑)

《今回のヤフオク! 出品に際し附属するもの》※外箱附属せず
汎用樹脂製バヨネット式被せ前キャップ (新品)
『CONTAREX Planar 50mm/f2 silver《前期型》(CRX)』本体
汎用樹脂製バヨネット式後キャップ (新品)
マクロヘリコイド付マウントアダプタ (CRX→LM)(新品)
LM→SONY Eマウントアダプタ (新品)
汎用樹脂製SONY Eキャップ (新品)

↑オールドレンズ側とマウントアダプタ側それぞれのマウント部には咬み合わせ位置の目安として「」リリースマーカーが刻印されているので、互いに位置合わせして装着すると (マウントアダプタを反時計方向に回すと) 突き当て停止する際に「カチッ」と音が聞こえて停止しロックされます (グリーンの矢印)。

その際オールドレンズ側マウント部の「開閉板にあるコの字/凹型切り欠き部分」とマウントアダプタ側「」を互いに位置合わせして装着できればそれがベストですが、面倒ならリリースマーカー「」を目安とした装着だけでも構いません。

マウントアダプタ側に用意されている「絞り環」操作で「バチンッ!」と大きな音が聞こえて互いが咬み合いロックされると、ちゃんと絞り環操作で絞り羽根開閉ができるようになります (赤色矢印)。

↑こんな感じで今回の附属品にセットできます。  CRX→LMマクロヘリコイド付マウントアダプタに備わる「リリース解除ボタン」は (赤色矢印)、マウントアダプタを外す際に「カメラボディ側方向に引き戻しつつマウントアダプタを時計方向回りで回す」と外せます。

ちなみにグリーンの矢印で指し示したとおり、筐体基準「」マーカー位置とマウント側絞り値の基準「」マーカー位置には刻印自体のズレがありますが、これし設計上の仕様なので 改善不可能です。

↑上の写真は、  CRX→LMマクロヘリコイド付マウントアダプタの操作方法を解説しています。マクロヘリコイドのローレット (滑り止め) をブルーの矢印①方向に「リリース解除ボタンに突き当て停止するまで回す」と最大で「5㍉分の繰り出し/収納」が可能です (ブルーの矢印②)。

↑こんな感じでローレット (滑り止め) が「リリース解除ボタン」に突き当て停止して (赤色矢印) その時同時に筐体全体がグリーンの矢印のように「最大5㍉分アップ (繰り出し)」するワケです。この時、繰り出し量は最大値「5㍉分」まで必ず行う必要はなく「あくまでも近接距離次第」なので撮影時にコントロールして下さいませ。

↑上の写真は「絞り環を最小絞り値まで回した状態」を撮っていますが (赤色矢印) 実は開放絞り値側がマウントアダプタ側「絞り環」の刻印では「f1.4」ですから、オールドレンズ側開放f値「f2」は「f1.4」位置で最終的には噛み合ってしまいます。

つまり仕様上の開放f値「f2.0」と絞り環側刻印絞り値とは「一致しない (ズレる事がある)」と言い替えられます。

今回のモデルで言えば以下のように絞り値がズレていきます。

《実際の絞り値と刻印のズレ》
・オールドレンズ側開放f値「f2」→刻印絞り値「f1.4
・オールドレンズ側f値「f2.8」→刻印絞り値「f2
・オールドレンズ側f値「f4」→刻印絞り値「f2.8
・オールドレンズ側f値「f5.6」→刻印絞り値「f4
・オールドレンズ側f値「f8」→刻印絞り値「f5.6
・オールドレンズ側f値「f11」→刻印絞り値「f8
・オールドレンズ側f値「f16」→刻印絞り値「f11
・オールドレンズ側f値「f22」→刻印絞り値「f16
・オールドレンズ側f値「f32」→刻印絞り値「f22

このように一つずつ絞り値と刻印がズレてしまうのですが、これは当方の整備が悪いのではなく「あくまでも設計上の仕様」です(笑) それは何度も言いますが「実際にマウント部の構造を見れば一目瞭然」であり、互いに開放f値や最小絞り値を伝達している箇所が存在しません(笑) 単に前述のように「開閉板の凹切り欠き部分が爪と噛み合っているだけ」と言う簡素な概念にしているワケです。

これを「非常に賢い」と捉えればきっと納得でしょうし「いやアンタの整備が悪い!」と捉えればご落札後手元に届いてからあ〜だこ〜だクレーム付けるだけで「全額返金/返品キャンセル」叶います!(笑) もちろんその際の振込手数料も往復送料も何もかも一切合切ご返金しますので、ご落札者様は絶対に損をしません!(笑)

もしも気に入らなかったら「オマエの整備ダメじゃないか!」とクレーム付ければ、それだけでOKです!(笑)

なお、ネット上を検索しているとこのモデルの最短撮影距離を「25cm」と案内している、或いは実際は25cmまで寄れると記載しているサイトがありますが、それは「最短撮影距離」の捉え方を間違っていると考えます。

最短撮影距離は被写体とカメラボディ側撮像面 (フィルムカメラならフィルム印画紙でデジカメ一眼/ミラーレス一眼なら撮像素子面) までの距離を指すので「被写体からオールドレンズフィルター枠端迄の距離」ではありません。時々勘違いして記載している場合があるので要注意です。

今回のこの個体の最短撮影距離を調べると「当然ながら設計上仕様の30cm」にほぼ合致していました。

一方、マクロヘリコイドのローレット (滑り止め) 操作での最短撮影距離短縮化は次のようになります。

《近接撮影の状況》※マクロヘリコイドの5mm分繰り出しで疑似マクロ化
マクロヘリコイド回さず → 最短撮影距離:仕様30cmのまま
マクロヘリコイド繰り出し (5㍉) →最短撮影距離:25cmまで近接

つまりもしもネット上解説のとおりオリジナルの仕様状態で「25cm」まで近寄って撮影できるなら、この先に掲載している「2枚目の写真の写り具合」で撮れなければおかしいのですが、現実は1枚目の写真で実測すると「ちゃんと30cm」と計測できます。

無限遠位置 (当初バラす前の位置に合致/僅かなオーバーインフ状態)、光軸 (偏心含む) 確認や絞り羽根の開閉幅 (開口部/入射光量) と絞り環絞り値との整合性を簡易検査具で確認済です。

もちろん光学系の光路長調整もキッチリ行ったので (簡易検査具によるチェックなので0.1mm単位や10倍の精度ではありません)、以下実写のとおり大変鋭いピント面を確保できました。電子検査機械を使ったチェックを期待される方は、是非ともプロのカメラ店様や修理専門会社様が手掛けたオールドレンズを手に入れて下さい当方の技術スキルは低いのでご期待には応えられません

↑当レンズによる最短撮影距離30cmでの開放実写が1枚目の写真で、ピントはミニカーの手前側ヘッドライトの本当に「球部分」にしかピントが合っていません (このミニカーはラジコンカーなのでヘッドライトが点灯します)。カメラボディ側オート・ホワイト・バランス設定はOFFです。

各絞り値での「被写界深度の変化」をご確認頂く為に、ワザと故意にピントはミニカーの手前側ヘッドライトの本当に電球部分に合わせています。決して「前ピン」で撮っているワケではありません。またフード未装着なので多少ハレーション気味だったりします。

2枚目はマクロヘリコイドのローレット (滑り止め) を回しきって「5㍉分繰り出し」状態による最短撮影距離:25cmでの開放実写です。

↑絞り環を回して設定絞り値「f2.8」で撮影した、1枚目がオリジナルの仕様上:30cmで、2枚目が『疑似マクロ化』の25cmでの撮影です。

↑さらに回してf値「f4」で撮っています。1枚目:30cmで2枚目:25cmです。

↑f値は「f5.6」で撮影しています。

↑f値「f8」になりました。

↑f値「f11」に上がっています。

↑f値「f16」です。

↑f値「f22」です。仕様上は最小絞り値が「f22」ですが、実際はさらに「絞り環」が回るので絞り羽根がもっと閉じます。

↑f値「f32」での撮影です。絞り羽根はもうほとんど閉じきっているのですが「回折現象」の影響が視認できないほどなので相当な描写性能を誇っているのだと改めて感心です!(笑)

 回折現象
入射光は波動 (波長) なので光が直進する時に障害物 (ここでは絞り羽根) に遮られるとその背後に回り込む現象を指します。例えば、音が塀の向こう側に届くのも回折現象の影響です。
入射光が絞りユニットを通過する際、絞り羽根の背後 (裏面) に回り込んだ光が撮像素子まで届かなくなる為に解像度やコントラスト低下が発生し、眠い画質に堕ちてしまいます。この現象は、絞り径を小さくする(絞り値を大きくする)ほど顕著に表れる特性があります。

被写界深度
被写体にピントを合わせた部分の前後 (奥行き/手前方向) でギリギリ合焦しているように見える範囲 (ピントが鋭く感じる範囲) を指し、レンズの焦点距離と被写体との実距離、及び設定絞り値との関係で変化する。設定絞り値が小さい (少ない) ほど被写界深度は浅い (狭い) 範囲になり、大きくなるほど被写界深度は深く (広く) なる。